どうも、食生活アドバイザーの凪(ナギ)です。(@nagimd178)
離乳食の完了期(パクパク期)は1歳~1歳半までの頃を指します。


この時期になると、離乳食もそろそろ卒業になってきます。
この記事では、離乳食の完了期へのステップアップ方法や楽にするコツなどを紹介していきます。
▼食育の本も読むと理解が深まります。
こんな人に読んでほしい
・完了期に進みたいけど、どうやって進むのか分からない
・どういう料理なら食べてくれるのか
・授乳はどうしたらいいのか
目次
離乳食完了期の進め方のポイント



味付けは薄くする
ほとんどの食材は与えても大丈夫ですが、大人と同じ味付けにするのはまだ早いです。
少し薄めに仕上げるのがベスト。
僕の子どもはまだ固めに慣れていないので、食材の固さに関してはまだ柔らかいままにしてます。
家族全員で食卓を囲む
これはけっこう重要なことです。
子どもは自分たちが思っている以上に親を見ていますから、なるべく家族揃って食事をしてください。
明るく楽しく食べれば子どももパクパク食べてくれます!
奥の歯茎で噛める食材を増やす
バナナやうどんくらいの固さのものを奥の歯茎で噛むようなってきたら、それくらいの固さの食材を増やしていきましょう。
そうやって噛みつぶす練習をしていくことで、幼児食へ進む土台が出来上がります。
離乳食完了期はどれくらいの量がいいのか



参考までに我が家はかな~りざっくりですが、こんな感じです。
朝:食パン1枚、牛乳100cc
昼:ご飯40~50g、豆腐(納豆)20~30g、野菜40~50g
夜:ご飯40~50g、野菜40~50g、肉 or 魚20~30g
詳しい数字は厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」をご覧ください。
気を付けているのが、とにかくバランスよくです。
ウチの子どもは豆腐と納豆両方大好きなのですが、同じ日に両方与えることはしません。
(おかずに困ったらするときはありますが・・・)
同じ食品群とダブらないようにと配慮していますが、それでも機嫌次第で食べてくれないときがあるので、困りものです(笑)
食べる量や体重の変化などは個人差がありますので、母子手帳の成長曲線を参考にしてください。
その幅に収まっていれば、大きな心配はないでしょう。
▼離乳食の栄養バランスはこちらにまとめてあります。
離乳食完了期における我が家のタイムスケジュール



では我が家の場合のタイムスケジュールを公開します。
7:00 起床、1回目の離乳食
9:00 昼寝
10:00 おやつ
12:00 2回目の離乳食
14:00 昼寝
15:00 おやつ
18:00 3回目の離乳食
19:00 お風呂
20:00 就寝
だいたいこんな流れですね~
おやつはいつも赤ちゃん用お菓子、いも類、たまに果物といった具合に与えています。
食欲旺盛だとお菓子程度じゃお腹が満たされないのか、お団子くらいのおにぎりを2個食べるときとかあります(笑)
保育園や幼稚園に通わすことを考えたら、なるべく午前のお昼寝をなくしていって、午後の昼寝だけで済ます方向が望ましいです。
なので午前は活発に活動するようにしています。
補足ポイント
ここまで来れば授乳はそろそろ終わりです。
寝るときだけで十分でしょう。
離乳食完了期を楽にするポイント



作ってる途中に取り分ける
普段の料理を作る際に、味付けをする前に取り分ければ、わざわざ大人用と子ども用とレシピを考える必要がなくなります。
要は2つの料理を1つの料理で済むわけですね。
味付けは薄めで細かくしておけば、子どもも食べやすいですよ!
汁物を取り入れる
レシピに汁物を入れるとけっこう楽になります。
お味噌汁やスープがあったら、野菜何でも入れられるし、残ったらご飯を入れてねこまんまにも出来ます。
我が家はいつも出汁を使ってます。
おにぎりを作る
肉団子ほどの大きさのおにぎりを作るのも楽な方法のひとつです。
赤ちゃん用のふりかけを味付けにしておけば、喜んで食べてくれます。
出先におにぎりを持っていくと汚れないというのもメリットですね。
ストックしておく
我が家では、煮た野菜を3食分くらいまとめてタッパーに保存しています。
それ以外にも豆腐や納豆なども一度火で加熱したものは全て冷蔵庫に常備しています。
使う時だけレンジで温めれば、だいぶ楽ですよ!
離乳食完了期における味付け



基本的に味付けは出汁のみがいいのですが、場合によってはそれだけでは足りないときがあります。
そういった場合は醤油を2~3滴垂らしましょう。
(みそ汁の場合は味噌をほんの少しです)
それ以外はあまり使わない方がいいです。
例えば味付け海苔はピリピリしていて、まだ子どもには早いので、使うのであれば焼きのりです。
ただしそのままではなく、煮るなり細かく切るなりしておにぎりにくっつけるイメージで作りましょう。
ふりかけ以外にもこういった作り方があるので、おにぎりは本当に便利ですね。
なるべく素材の味だけで作りましょう。
我が家の場合はそれでダメだったら、味を変えるスタンスにしています。
離乳食完了期の進め方まとめ
この時期の子どもにとって、食事は「楽しむ」ことを目的としています。
とにかく自分で食べたい!という気持ちが芽生えてくる頃ですから、なるべく手掴みで食べさせてあげてください。
ご飯で手遊びをするときは、「それはダメ」ということをしつけないといけませんが・・・
1歳を超えたあたりからは温かい目で見守る時期なので、楽しく家族で食卓を囲みましょう!
・出来るだけ負担をなくす
・味付けは基本薄味にする
・授乳は寝るときだけで十分
・午前中は活発に活動しよう
