どうも、食生活アドバイザー2級を持っている凪(ナギ)です。(@nagimd178)
妊娠中は初期から後期まで喉が渇きやすいと言われています。
特に夏場に麦茶は飲みたくなりますよね。


実は麦茶は妊婦の方にとってやさしい飲み物です。
あまり知られてないかもしれませんが、実は麦茶の効能って、いろいろあるんですよ!
妻は妊娠中からずっと麦茶を飲んでます。(出産して今も)
この記事では妊婦の方に麦茶がオススメな理由と注意点などをまとめてあります。
これからは気軽に麦茶を飲めるようになりますよ!
こんな疑問を解決します
・なんで妊婦に麦茶がオススメなの?
・気を付けるポイントって?
・水出しと煮出しどっちがいいの?
・飲みたいけど、つわりがひどくて無理・・・
目次
妊婦の妻が出産後も飲み続ける理由



妻は実家で麦茶を飲む習慣があったというのもありますが、我が家は麦茶を常に置いています。
麦茶の最大のメリットはノンカフェインであることです。
妊婦の方がカフェインを摂ってはいけないのはよく知られている話ですよね。
基本的に茶葉を使うとどうしてもカフェインが抽出されてしまいますが、麦茶は大麦が原料なのでその心配はありません。(あとは黒豆茶もノンカフェインです)
▼カフェインについての記事はこちらをご覧ください。
▼黒豆茶についての記事はこちらをご覧ください。
そして何より安くて手に入りやすいこと。
家計にもやさしいので、買いだめしておいても全く問題ありません。
食事のお供に飲み物って必ず必要じゃないですか?

ノンカフェインを謳う飲み物は世の中にたくさんありますが、家庭で「安くて」「常に」「すぐに」「いつでも」飲めると考えたら、案外あまりなくないですか?
そんなときに麦茶があると楽になります。
他にもこんなメリットが実はあるんです。
- タンニンがない
- 血液サラサラ
- 抗酸化作用がある
- 虫歯になりにくい
- 胃にやさしい
- 血液を下げる
タンニンも実は茶葉に多く入っていて、葉酸の吸収を抑えてしまう効果があるんですね。
葉酸は妊婦の方にとっては貴重な栄養素です。
それが失われるのって、ちょっと抵抗がありません?
その他にも臨床実験で分かったことなどがありますが、どれも妊娠に関係なく、女性にとって嬉しい効果ばかりです。
▼葉酸の記事についてはこちらの記事をご覧ください。
麦茶はペットボトル?煮出し?水出し?



もちろんペットボトルで売っている麦茶でもいいのですが、コスパが悪いです。
ゴミも出るし、家計にもあまり良くないですね~
なのでパックで買うことをオススメします。
それに麦茶は加熱しても成分が失われることはありません。(もちろん冬場はホットで飲めます)

それに余すことなく成分が抽出されてる気がなんとなくしますね(笑)
水出しは水にパックを入れて放置なので、そういう意味では楽ですが。
いずれ出産して、赤ちゃんも生後6か月頃あたりから麦茶が飲めるようになるので、そこを考えれば煮出しの方がいいです。
水道水そのまま与えるより煮沸した水の方がより安全ですからね。
なので出産後も麦茶を飲んでいるのです。
ポイント
・味重視なら煮出し、面倒であれば水出し
・どちらにしても、ちゃんと冷蔵庫で保存する
・将来赤ちゃんも飲むので、煮出しの方がベスト
妊婦が麦茶を飲む時の注意点



麦茶というのは主に大麦が原料です。
大麦というのは夏が収穫の時期で、カラダの火照りを冷ます効能があります。
これも夏場においてはメリットなのですが、妊婦の方にとってはデメリットになり得ます。
喉が渇くと、氷を入れてついついガブ飲みしてしまいがちです。
なので飲むのであれば、常温で飲みましょう。
僕の妻も夏とかは常温で飲んでました。
僕も飲むので、一応冷蔵庫には保管するのですが、前もって出していたり、もしくは僕だけ氷を入れて飲んでましたね。
注意点
飲みすぎは冷え性になる可能性があるので、常温で飲みましょう。
冬場はホットで!
妊婦にハトムギの麦茶は子宮収縮を引き起こす?

ハトムギ茶はノンカフェインで栄養価が高いので、けっこう飲んでる人は多いです。
ただハト麦は子宮収縮を引き起こす成分が入っています。(子宮筋腫に効果があるとも言われています)


ハト麦が流産や死産になると煽るような論調をたまに見かけますが、それは言い過ぎなのかなと感じますね。
2018年の夏に「マタニティマークを付けた人が爽健美茶を飲んでいたから必死で止めた」というツイートが拡散されたことがありました。
そのユーザーは「ハトムギは流産の危険がある。お腹の赤ちゃんを異物として体外へ排出してしまう」との主張だったみたいで、コカ・コーラ社が公式で否定するほどの騒ぎになりました。
こういうガセネタもこれだけの情報社会ですから、ある程度存在します。
そういったことも全部鵜呑みにして神経質になったら、何も食べられなくなってしまいます・・・
楽しく食事をして、お腹の赤ちゃんに栄養を届けることがママの役目なのです!
麦茶はミネラル豊富ではない



麦茶はミネラルが豊富というイメージがありますが、そんなことはないです。
ミネラルとひとくちに言っても色々種類があります。
主にナトリウム、マグネシウム、亜鉛、カリウム、リンがラベルの表示にあると思いますが、それらがミネラルです。
例えば健康ミネラル麦茶のラベル表示に書いてある成分表を見てみましょう。
- ナトリウム 60mg
- マグネシウム 3.0mg
- 亜鉛 0~0.6mg
- カリウム 72.0mg.
- リン 6.0mg
- マンガン 18.0μg
- 食塩相当量 0.15g
▼こちらが1日の摂取量です。
- ナトリウム 8.0g
- マグネシウム 270mg
- 亜鉛 8mg.
- カリウム 2,600mg
- リン 800mg.
- マンガン 記載なし
- 食塩相当量 ナトリウムのこと
※健康長寿ネットから引用


なのでミネラルが豊富というより、スッキリ飲みやすいから手軽に補給できるという意味で捉えてください。
他の飲み物に比べたら多いかもしれませんが、そもそも飲み物に摂取量を求めること自体、違いますから・・・(笑)
普通に食事をしていればミネラルはある程度摂れています。
そこにプラスαで麦茶と考えるべきでしょう。
ミネラルは体内では合成できませんから、食事で摂る必要がありますし、何よりカラダの調子を整えてくれます。
麦茶が飲めない場合は無理しないこと



つわりは人それぞれなので、麦茶の香りもダメ・・・なんて方もいるかもしれません。
そんなときは無理せず、他の飲み物を飲みましょう。
水分補給が何より大事ですから!
そんなときは白湯か炭酸水で乗り切りましょう。
ポッカレモンなどを垂らして少し味をつけて飲むと飲みやすいはずです。
もちろん人によるので、自分に合った飲み物を飲むことです。
あまりに症状がひどい場合は、お医者さんに相談しましょう。
妊婦に麦茶まとめ
妊婦の方にとって麦茶はノンカフェインというだけでかなり大きなアドバンテージです!
そして安価で手に入りやすいというのも家計に良いですよね。
ハト麦に関しては多少行き過ぎな情報があるようですが、基本的に絶対に摂ってはいけない栄養素ってありません。
別に妊娠中であってもカフェインを摂る人もいます。
大事なのは摂りすぎが注意なだけであって、あとはバランスよく食べることです!
麦茶はコスパいいし、カラダにもいいので、気楽に飲めますね~

まとめポイント
・麦茶はノンカフェインで安い
・飲みすぎは冷え性になる
・ハトムギだからだと言って過剰に反応しないこと
・水出しより煮出し