どうも、食生活アドバイザー2級を持っている凪(ナギ)です。(@nagimd178)
子どもの離乳食を作りにあたって、栄養のこと気になりませんか?


まず離乳食の栄養のことを本格的に考えるのは中期以降(モグモグ期)です。
初期は栄養うんぬんより、ミルクや母乳以外のものに慣れさせる練習が目的です。
この記事では、赤ちゃんの栄養のことについて、ポイントをまとめて書いたので、参考にしてください。
・離乳食の栄養をどう配分したらいいか分からない
・簡単に離乳食を作る方法が知りたい
目次
離乳食の栄養は3つグループに分けられる



大雑把に分けると、「たんぱく質」「炭水化物」「ビタミン」の3つです。
これらのグループから1種類以上組み合わせをするだけでOK。
そんなに深く考える必要はないんですよ。
3つの栄養群の説明すると・・・
主に魚、肉、大豆、卵など「主菜」になるものが中心
人間のカラダの大部分を構成する大事な栄養素
僕ら人間のカラダのありとあらゆるもの(髪の毛、爪、皮膚、血液、筋肉、細胞、内臓など)はたんぱく質で出来ています。
大人もそうですし、赤ちゃんにとっても成長するにあたって欠かせない栄養素のひとつです。
たんぱく質の食品はアレルギーの心配がありますから、最初は豆腐やしらすなどで初めてみてはいかがでしょうか。
野菜、果物、きのこ類など「副菜」になるものが中心
カラダの調子を整える
野菜には何かしらのビタミン類が含まれています。
同じビタミンを摂るよりも、色んな種類のビタミンを摂ることが大事なので、複数の野菜を離乳食としてストックしておくのがいいでしょう。
主にご飯、パン、麺類など「主食」になるものが中心
糖質はエネルギー源となり、力や体温維持に必要
特に赤ちゃんからしたら、やはりお粥じゃないでしょうか。
最初こそ10倍粥ですが、だんだんと慣れてきたら水分の量を減らして7倍や5倍粥に移行していく感じです。
離乳食の栄養の配分実例



僕の子どもはかぼちゃ、さつまいも、にんじんなど根菜類が好きだったので、割とそれらを中心にバリエーションを増やしていました。
パターンとしては1回分の食事は3皿にしてました。(おかゆは必ず入れる)
これが2回食なら計6皿、3回食なら9皿になる計算ですね。
それでは紹介します。
さつまいも × ほうれん草
さつまいものビタミンCをほうれん草の鉄分が吸収を高めてくれます。
彩りも華やかになるので、とても相性がいい食材です。
豆腐 × ブロッコリー
ブロッコリーはとても栄養価が高く、ビタミンCが多いです。
ただブロッコリーだけだと、味にクセがあるので赤ちゃんが食べてくれないときがあるので、他の食材と合わせて食べさせる必要があります。
豆腐なら舌触りも滑らかなので、クセのある味の野菜にはぴったりです!
ささみ × かぼちゃ
豆腐もそうですが、ささみもたんぱく質のカテゴリーに入る食材です。
個人的にはこのたんぱく質のカテゴリーの食材が不足気味だった感じはしましたね~(野菜ばっかり)
なのでそれを意識した献立を心がけていました。
ささみは下ごしらえが面倒なので、豆腐より頻度は少なかったのですが、気が向いたときに調理してました(笑)
WHO(世界保健機構)による離乳食の栄養とは



WHO(世界保健機構)は生後6か月~2歳頃までの食事に関するガイドラインを発表しています。
ここでは補完食という言い方になってますが、広い意味で言っているので、離乳食と思ってもらって大丈夫です。
僕もこれを見て、びっくりしたのが、「水でお粥を伸ばして栄養素を薄くしないように」という指導があることです。
ま、まじか・・・普通にやってました(笑)
目安としてはスプーンから滴り落ちないようにするのがベスト。
でんぷんがお粥の粘りを強くするので、この粘りを強くすると赤ちゃんは食べづらいわけです。
WHOの見解は、出来るだけ少ない水分もしくはミルクでお粥の粘りを適度にして食べさせることを推奨しているようですね~
それにWHOは5つの食品群を定義しています。
- 主食(お粥やパン、麺)
- 豆類・種実類
- 動物性食品(肉・魚・乳製品)
- 緑黄色野菜・果物
- 油脂類・糖類
意外にも油脂や糖分も大事な栄養素なんですよね~
もちろん摂り過ぎはダメですが、適度ならOKということです。
個人的に離乳食にオリーブオイルを入れていいと思っています。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸という不飽和脂肪酸が含まれており、血流と脳に良いと言われています。(ちなみに飽和脂肪酸が太るやつ)
▼オリーブオイルの効能についてはこちらをご覧ください。
これは世界基準ですが、そこまで気にすることはありません。
神経質になりすぎると、疲れますもん・・・
参考程度にして、バランスよくそれぞれのグループの食材を組み合わすことが大事です!
1食分(3皿)として、それぞれ食材を組み合わせを考えることより、1日分で考えた方が気楽。
例えば、今日分の離乳食は3回食ともたんぱく質少なめだったかも・・・と思ったら、次の日に多めにすればOK。
離乳食を楽にできるのはパルシステム



パルシステムは食材宅配サービスのひとつであり、1都9県で展開しています。
▼パルシステムのおためしセットを買ったレビューはこちらをご覧ください。
3種類のお試しセットがあり、その中のひとつに「赤ちゃんとママのおためしセット」があります。
このセットには離乳食用の食材や忙しいママ向けにすぐに食べられる冷凍食材の詰め合わせのセットとなっています。
特にパルシステムは他の食材宅配サービスの中でも乳幼児がいる家庭にかなり向いているサービスだと感じます。
赤ちゃん向けの商品がけっこう多く、送料とかも無料になりますし、おためしセットだけでも買う価値はあります!
今のご時世、外で食材を買う暇もない家庭も多いので、こういったサービスを使うのも選択肢ですよ!
離乳食の栄養まとめ
初めて離乳食を作るとなると、栄養のことも含めて分からないことが多いですよね。
最初は食べさせることが目的ですから、あまり気にすることはありません。
「たんぱく質」「ビタミン」「炭水化物」のカテゴリーの中から1種類以上掛け合わすだけで全然間に合うんです。
もっと気楽に考えれば、自然と自分たちの食生活も楽しくなってきますよ!
